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河合郁人の福岡知っとーと!?~福岡県・門司港エリアの新旧観光スポットをめぐる~

河合郁人、高田課長、髙木悠未(LinQ)の3人が福岡・門司港地区を散策。商店街の隠れ“鉄道聖地”や衝撃食感のパン店、門司港ならではのソウルフードなど新旧の話題を一挙にご紹介します!

自慢の鉄道コレクションにも注目! 老舗和菓子店「柳月堂」

2024年の永住したい「福岡県の街」ランキング1位(※ねとらぼ調べ)の福岡県・門司区。中でも、レトロな門司港地区は、年間200万人が訪れる観光地です。
 

全長約300メートルのアーケード「栄町銀天街」。昭和29年に誕生し、地元民の生活に根づき、観光客も増えつつある商店街です。
 

「柳月堂」(北九州市門司区港町)は、創業103年の老舗和菓子店。店内に並ぶのは老舗和菓子と……
 

社長の石井基治さんが集めてきた自慢の鉄道コレクションの数々! さまざまなグッズが店内にずらりと並んでいます。
 

石井さんは50年前から特急のヘッドマークをコレクション。門司港に初めて来た特急「有明」など、ロマンあふれる鉄道を愛しています。
 


いちおしの「めかり饅頭」(6個276円)は、関門海峡に浮かぶ島「満珠」「干珠」をかたどり、源平合戦の紅白旗をイメージした2種類のあんこを使用しています。「生地がふわふわでやさしい甘さ!」と河合さん。

河合郁人が惚れた「ぬか炊き」! 老舗かまぼこ店「山吹」

創業141年、老舗かまぼこ店の「山吹」(北九州市門司区栄町)で河合さんが気になったのが小倉名物の「ぬか炊き」。山吹の「さばのぬか炊き」(518円)は、炙ったぬかと山椒で香り高く仕上げています。
 


甘辛くさわやかな味わいのぬか炊きに感動の河合さん。ロケ終了後、3パック購入して持ち帰っていました!

門司区で70年続く激安持ち帰り専門店「天ぷらのひろ」

持ち帰り専門店「天ぷらのひろ」(北九州市門司区栄町)の店内には、定番のコロッケやえびなどのほか、くじらや鳥きもなどめずらしい具材も並んでいます。
 

代表の難波裕之さんいわく、お店はひいおじいちゃんの時代から70年ほど続いているそう。コロッケ3個100円、いも天3枚100円など、その価格にも驚きです。
 

天ぷらはその日仕入れた食材を使用。企業秘密の味付き衣で冷めてもソースなしでおいしくいただけます。

門司港の新名物はブイヤベース&〇〇カクテル!「Cheese」

門司港の名物グルメと言えば「焼きカレー」。およそ20店舗のお店が個性豊かな焼きカレーを用意しています。
 


そんな焼きカレーに次ぐ新名物が?! その名物とは、なんと「ブイヤベース」。現在およそ10店舗で提供されています。
 

門司港駅から徒歩1分の「Cheese」では、「港町ブイヤベースちゃんら~」(3,200円)を提供しています。「ちゃんらー」とは、ちゃんぽん麺にうどんスープを合わせた門司港グルメのこと。「Cheese」のスープには、博多華味鳥の鶏ガラと焼きあごの合わせダシが使われています。
 

もうひとつの名物とは、なんと「関門タコカクテル」(アルコールorノンアルコール、1,600円)。タコ出汁を赤ワインと合わせ、はちみつとレモンピールで仕上げた甘酸っぱい特製カクテルなんです。

門司港駅~めかりエリアを結ぶ観光列車「潮風号」

港町として栄え、輸入された物品を運ぶための鉄道の街としても知られる門司港。大正ロマンあふれる駅舎に鉄道テーマパークと、鉄道ファンの聖地としても知られています。
 

なかでも人気なのが、土・日・祝日を中心に運行している観光列車「潮風号」。貨物線として実際に使われていた線路を走っていて、ディーゼル車ならではの力強さを体感することができます。
 


最高速度は、時速15km。門司港駅からめかりエリアまでの約2.1kmをおよそ10分で走る、日本一遅く、日本一短いトロッコ列車です。
 

トンネルでは、天井がブルーライトで照らされるサプライズも! 関門海峡に生息する海の生き物たちが現れます。

 

■料金:大人300円/子ども150円

ふわもち食感!海辺が見える“映え”ベーカリー「Pic」

2024年4月にオープンした「Pic」(北九州市門司区門司)は、海辺が見えるベーカリー兼カフェ。列車を改装した店内で、静岡の有名店で修業した職人がパンを焼き上げています。
 


「九州一のインスタスポットにしようと思ってお店を作りました」と、代表の今冨祐樹さん。パンのラインナップは100種類以上あるとか!
 

一番人気はサクサクふわふわの「メロンパン」(300円)。表面のカリっとした食感がたまらない「白トリュフの塩バターパン」(440円)も好評です。
 

今冨さんのおすすめは、注文が入ってから表面を焼き上げる「めかりドック 彩り野菜」(700円)。ジューシーな味わいが広がります。
 


おいしさの秘密はパンの焼き方。温度と蒸気量を調整することでふわもち食感に仕上げています。
 

「門司港バナナチーズケーキ」(600円)も人気。しっとり濃厚な味わいで、おみやげにも良さそうです。

「門司中央市場」に復活! 焼肉店「南大門」

「門司中央市場」は60年続く「門司の台所」。現在26店舗が営業中です。趣のある古い通りは、映画のロケ地として使われることもあるそうです。
 

テーブル1卓で営業する「南大門」(北九州市門司区老松町)の大将・河内年夫さんは、体調を崩して閉店していた店舗を2023年に再オープン。
 


手術後にもらった看護師さんの一言が復帰のきっかけになったと教えてくれました。
 

「南大門」では「ハラミ」(1,360円)や「上ロース」(1,500円)など、この道50年の大将の目利きで仕入れた国産黒毛和牛をリーズナブルに味わうことができます。

作家の分身がたくさん?! 坂の上の美術館「清白堂」

門司港出身の美術家・尾形満歳さんは、2023年に美術館「清白堂」(北九州市門司区長谷)をオープンしました。
 

館内には、等身大の尾形さんが!
 

47歳で教員を退職し、美術大学に入学した尾形さん。課題で自分の顔を作ったのが自身をモチーフとした作品づくりのきっかけとなり、「美術館やギャラリーはハードルが高い。美術に興味がない人にも楽しんでもらいたい」と話します。
 


制作現場にもたくさんの尾形さん! 館内は入場無料。気軽に楽しんでください。

気になる症状に合わせて選べる「ハーブカフェPocaPoco」

清滝エリアは、最盛期は50軒もの料亭が営業していた歴史ある一画。なかでも「三宜楼」は、現存する料亭の建屋では九州最大級。でもお目当ての場所はこちらではなく……。
 

その裏にはおしゃれなカフェが続々とオープンしています。
 

古民家を利用した「ハーブカフェPocaPoco」(北九州市門司区清滝)では、オーナーの山下知世さん自らがブレンドした28種類のハーブティーが楽しめます。
 

メディカルハーブカウンセラーでもある山下さん。「ハーブティー」(600円)は、花粉症・アレルギーやアンチエイジングなど、気になる症状に合わせて選べます。
 


1ブレンドには3~5種類のハーブを使用しています。
 

また、ハーブとフルーツのシロップを炭酸水で割った「コーディアルスカッシュ」(600円)も用意。好みに合わせて楽しんでください。

門司港の定番焼き鳥は味噌豚バラ!「やきとり 松井」

「焼きカレー」や「ちゃんらー」、「バナナのたたき売り」などさまざまな名物がある門司港は、独自の食文化を築いてきました。なかでも焼き鳥は門司港に欠かせないグルメ!
 

ちょっと変わった焼き鳥がある、と訪れたのは「やきとり 松井」(北九州市門司区栄町)。鶏皮1本70円などリーズナブルな価格で親しまれています。
 


「一番人気は味噌ダレで食べる豚バラです」と大将の中村利文さん。1本120円。甘い味噌と脂ののった豚バラは相性バッチリです。
 

さらに、大将おすすめの名物は「ガリ」(1本170円)。豚ののどから気管につながる希少な部位で、コリコリした食感が特徴です。
 


創業から変わらない継ぎ足し製法の特製ダレがよく合います!



たくさんの観光名所&名物グルメがある福岡県の門司港エリア。行きたいスポットは見つかりましたか? 新旧名物をぜひ体感しに遊びに行ってみてください!

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